GUIのデザイン
では、さっそくプログラムを作成しましょう。
作成するプログラムは、SQL Server(2008 R2)で作成したサンプルデータベース「仕入れ商品一覧_Data.mdf」から、テーブル「製品リスト」にあるデータをすべて取出し、C1FlexGridコントロールで表示します。そして、このC1FlexGridコントロールをGcComboFrameコントロールに連結させ、ドロップダウンウィンドウで表示するようにします。
GcComboFrameコントロールは、LabelコントロールとNumericUpDownコントロールをコンテントパネルに組み込み、C1FlexGridコントロールで選択された行データをLabelコントロールで表示します。
データを表示するタイミングは、C1FlexGridコントロールの任意の行のセルがクリックされた時点で、処理はこのコントロールのClickイベントハンドラで行います。
GcComboFrameコントロールは全部で5セット作成し、5つのデータを表示できるようにしますが、最初のGcComboFrameコントロールだけ有効にし、残りの4つは無効にしておきます。 上から順番にグリッドでデータが選択され表示された時点で、次のGcComboFrameコントロールを有効にします。
また、C1FlexGridコントロールはGcComboFrameコントロール1つにつき1つ用意する必要がありますので、C1FlexGridコントロールも5つ用意します。これらのコントロールは、1つ作成したらコピーアンドペーストで複製を作成して使用するようにします。
フォームのデザイン
フォームには、C1FlexGridコントロール、GcComboFrameコントロール、GcBalloonTipコンポーネントとGroupBoxコントロールを使用します。GcComboFrameコントロールには、5つのLabelコントロールと1つのNumericUpDownコントロールを組み込みます。
C1FlexGridコントロールは、今回はフォームデザイン時からデータベースを組み込み、すべてのフィールドデータを表示するように設定します。各コントロールの設定は、作成手順の中で説明します。