証明書などの設定
図7では、iOSのマークが赤くなっていました。それは、ビルドに失敗したという意味です。iOSの場合、デバイスにインストールするには証明書やプロビジョニングプロファイルが必要です。また、Androidなどでもアプリストアに登録するには証明書が必要です。これらの設定は、アプリの詳細画面で行います。
ビルド後、アプリ名がクリックできるようになり、クリックするとアプリの詳細画面が表示されます。そして、各プラットフォームのところにある[No key selected]をクリックして、証明書などを指定します。
また、[Collaborators ]タブでコラボレーターを招待したり、[Settings]タブでアプリのConfiguration(一部のみ)を設定したりできます。
なお、アプリの内容を更新する際は、[Update code]ボタンをクリックして新しいデータをアップロードし、[Rebuild all]ボタンか各プラットフォームの[Rebuild]ボタンをクリックします。
Hydration機能とDebug機能
PhoneGap Buildでは、HydrationとDebugという2つの機能をオプションで用意しています。これらの機能を利用するかどうかは、アプリをビルドする際や、ビルド後のアプリの詳細画面で設定できます。
Hydration |
コンパイル時間がかなり改善されます。 また、Hydrationをオンにしてビルドしたアプリの場合、 デバイスでアプリを起動する度に、PhoneGap Buildサービスにアクセスして 「アプリが更新されていないか」を確認するようになります。 そして更新されている場合は、QRコードを経ずとも、 デバイス側から直接アップデートできます。 |
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Debug |
FirefoxのFirebugやChromeの「要素の検証」のように、 デバッグを行うことができます。 |
Hydration機能とDebug機能の詳細については、それぞれ「Hydration Builds」と「Debug Build」をご覧ください。