高度による空間表現の変化
つぎに、6mの高さから全天球撮影を行った結果(図8)を見ていきましょう。皆様、いかがでしょうか? 普段見ている景色とは大きく変化したことに気づかれるかと思います。じつは、この全天球写真では投影方式としてRabbitHole(ラビット・ホール)というパノラマ技術を使っています。その理由は、前述のスモール・プラネットの投影方式では周辺情報が1枚の画像では表現できる欠損するデータ量が増えたためです。不思議の国のアリスで出てくるようなウサギの穴から見た景色として、全天球写真を投影しなければ空間情報を1枚に収めることはできないのです。このように撮影するカメラの位置や高度によって、空間情報の表現方法も変化する点をご理解いただければ幸いです。
最後に、もう少し広い空間で撮影した全天球写真を共有して今回は終わりたいと思います(図9)。
普段我々が見ている世界とは異なる空間情報の表現方法とその結果は、いかがでしたでしょうか。
次回も、もう少しだけ空間情報の表現方法について皆様と情報共有したいと思います。ご期待ください。


