Linden Labは、同社の仮想世界オンラインゲーム「Second Life」で使用する「Viewer」ソフトのソースコードを、オープンソース化したと発表した。
米Linden Labは8日、同社の仮想世界オンラインゲーム「Second Life」で使用する「Viewer」ソフトのソースコードを、オープンソース化したと発表した。
「Second Life」はインターネット上の仮想世界での生活を楽しむオンラインゲーム。プレイヤーは世界中の人と知り合ったり、商品を作成して売買したりと、MMORPGよりはSNSに近い要素を持っていることが特徴。最近では、Second Lifeの世界に実際の企業が参入したり、Second Life内でビジネスを始めた人が大成功を収めるなど、「もう1つの人生が楽しめる」と注目を集めている。
今回オープンソース化されたのは、Second Lifeをプレイする上で使用する「Viewer」と呼ばれるソフトのソースコード。Linden LabではViewerをオープンソース化することで、数々のバグフィックスや、ハードウェア互換性の向上、ルック&フィールの改善やスキンの追加などが行われていくことを期待している。さらに今後、追加されたコードを公式バージョンに取り込んでいく予定だという。
公開されたソースコードはLinden LabのWebサイトからダウンロードすることができる。
プレスリリース:Linden Lab To Open Source Second Life Software
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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