12月9日、米MozillaのシニアバイスプレジデントAri Jaaksi氏は、同社の公式ブログ「The Mozilla Blog」の中で、スマートフォン向けFirefox OSの開発中止を明らかにした。
今後は、あらゆるものをインターネットで接続する「Internet of Things(IoE)」への取り組みを強化し、コネクテッドデバイスの分野で新たな展開を目指すとしている。同ブログには、Firefox OSのテクノロジーを基盤に研究開発を進めるとあるので、あくまでもスマートフォン向けの開発を停止するものと思われる。
スマートフォン戦略の転換を迫られることになったMozillaだが、コネクテッドデバイスの分野でどのような成果を見せるか、今後の動向が注目される。
【関連リンク】
・Mozilla Japan
・Firefox
・「Firefox OS Pivot to Connected Devices」(英語)