米Dockerは、オープンソースのコンテナ管理ソフト「Docker」のAWSおよびAzure対応版を、6月20日にプライベートベータ公開した。
AWS/Azure対応「Docker」は、IaaSアカウントと関連付けられたSSHキーによるアクセスコントロールが可能で、プロビジョニングインフラのためのロードバランサによるダイナミックなアプリ作成とアップデートや、セキュリティグループや仮想ネットワークによるセキュアな利用環境に対応している。
「Docker 1.12」エンジンのswarmモードでの利用によって高い信頼性を実現するとともに、稼働状況のチェックやアップデート、コンテナに頼らない内蔵のロードバランシング、TLSによるセキュアなノード通信に対応したマルチコンテナアプリを運用できる。
今後は、RC版およびGA版に向けて機能の固定を進めていく方針で、管理ノードおよびワーカーノードの動作を「Docker 1.12」の新機能に合わせて徐々に変更していく。
AWS/Azure版「Docker」はテストのためのプライベートベータであり、利用に当たっては別途サインアップが必要となる。
【関連リンク】
・Docker(英語)
・AWS/Azure版「Docker」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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