対象読者
- オンライン広告施策に興味がある方
- GoogleアナリティクスとGoogle AdWordsの連携メリットや連携方法を知りたい方
Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスは、Googleが提供するアナリティクスプラットフォームです。自分のWebサイトやアプリに「どういったユーザーが」「どこからアクセスし」「どんな行動を取っているのか」計測を行うことが、基本的な役割となっています。
また、広告プラットフォームのGoogle AdWordsやAdSenseとも連携を行う機能が備わっているため、広告主にとっても強力な味方となり得ます。
Googleアナリティクスには、無料版だけでなく、有料版のGoogleアナリティクス 360というプロダクトもあります。そちらでは、SLAの適用や、いくつかの制約の緩和、さらには各種機能の追加など、さまざまなメリットを享受することができます。ただ、無料版でも十分強力なプロダクトになっているため、まずはそちらから試してみることをおすすめします。なお、有料版との詳細な比較についてはこちらをご覧ください。
Google AdWordsとは
Google AdWordsは、広告配信の役割を担うプラットフォームです。日頃よく目にする検索連動型広告やディスプレイ広告、さらにはYouTubeの動画広告など、さまざまなフォーマットのオンライン広告を管理・配信することができます。
また、Google検索の結果画面や、日本のインターネットユーザーの9割以上をカバーすると言われるGoogleディスプレイネットワークに広告を配信することができるため、リーチ性という点でも非常に優れたプラットフォームとなっています。
GoogleアナリティクスとGoogle AdWordsのリンクを行うメリット
GoogleアナリティクスとGoogle AdWordsのリンクを行う主なメリットは大きく3つです。
1. レポートの統合
Googleアナリティクスのレポート画面に、Google AdWordsのレポートを統合することができます。
レポートを統合すると、Googleアナリティクスが持つWebサイトやアプリに関する行動データと、Google AdWordsが持つオンライン広告の配信データを紐づけて分析することが可能となります。
2. リマーケティングリストの連携
Googleアナリティクスの管理画面から、特定の条件にもとづいたユーザーのリストを作成し、Google AdWordsに連携することができるようになります。こうした連携機能を活用すると、「カートに商品を入れたものの、購入には至らずにWebサイトから離脱したユーザー」に対して、購入をプッシュする広告を当てていくような施策が可能となります。
3. Googleアナリティクスの指標の連携
Googleアナリティクスが持つ、目標やeコマーストランザクション、さらには、直帰率、平均セッション時間、ページ/セッションなどの指標を、Google AdWordsにインポートすることができるようになります。