今回はお集まりいただいた7人の方に、それぞれのコミュニティの紹介、今関心のあることについて聞いています。本記事では、コミュニティごとにダイジェストでご紹介してきます。今回の聞き手はゆうこ一人ということで、かまぷファンのみなさま、ごめんなさい!
今回ご登場いただいたみなさま
- わんくま同盟 ちゅきさん
- コンピュータの舞台裏 あおおにくん
- C#読書会 松井敏さん
- SQLWorld 織田信亮さん
- 日本XPユーザグループ関西 あきぴーさん
- Scala関西Summit あべあさみさん
- Innovation EGG 比企宏之さん
わんくま同盟
どんなコミュニティですか?
わんくま同盟は特に決まったジャンルを設けておらず、その人の得意なことを喋ってもらおうというスタンスです。IT系が多いですが、楽器や農業について発表する方もいます。Q&Aのサイトやブログなどオンラインの活動、コミケやバーベキューなどオフラインの活動もしています。
今関心があることは?
わんくま同盟にはいろいろな興味範囲の人がいます。いろんなセッションの内、クラウドやIoTなどは注目が高くなる傾向にありますが、参加者の興味範囲もホントにバラバラで、それがわんくま同盟のウリです。自分自身は、Active Directoryが趣味ですが、技術者もビジネスを知り、いろいろと語れるようになりたいと思っています。
お知らせ
次回のわんくま同盟 大阪勉強会は、11月19日(土)です。勉強会情報についてはわんくま同盟のサイトをご覧ください!
コンピュータの舞台裏
どんなコミュニティですか?
初学者の方に「コンピュータって何? どんなことに使えるの?」ということを伝えたくて始めた勉強会です。ホワイトボードを使って説明したり、質問に答えたりしています。主に大阪で、1か月に1回のペースでやっています。
今関心があることは?
勉強会の参加者で、特に若い方から、AとBの技術があるとき、「Aの技術の方がいいはずなのになぜBの技術が使われているんだ」と聞かれることがあります。BはBで歴史的積み重ねがあって使われているという、表面的じゃないことをどうやって説明するか、気付いてもらうかが、今関心を持っているテーマです。
お知らせ
次回勉強会は、10月29日(土)14時~大阪の西区民センターにて開催します。ちゅきさんも登壇します! 詳細・申し込みはATNDをご覧ください。
C#読書会
どんなコミュニティですか?
文字通り、C#に関わる本をみんなで読む、というコミュニティです。技術書を一冊読み切るのは大変なので、強制的に読む機会を作っています。みんなで集まることで、本に関する質問ができる、C#について語れるというメリットもあります。今読んでいる本は『C#ショートコードプログラミング 第2版』です。
今関心があることは?
今読んでいる本が少し古い本なので、もっと新しいC#6や7ではこのようにコードが書けるよね、ということを話しています。また、Android、iOS、Webなど、C#が使える場が増えているので、どんなところに使っていけるかな、という話もしています。
SQLWorld
どんなコミュニティですか?
データベースについてのコミュニティです。もともとは、「SQL Serverの勉強会がないよね」ということで始まりましたが、今は他社のRDBやNoSQLなど、データがつけばなんでもアリです。最近は平日の夜に、SQLを書いてみようというハンズオンを行っています。名前は「World」とありますが、関西限定で活動しています。
今関心があることは?
ラムダアーキテクチャに関心があります。データをどんどん入れていって、バッチで集計する、という昔からあるような処理ですが、大量なデータでも、Hadoopを使ってすぐできてしまうというものです。ミスが起こりにくい、データが間違っていてもデータを消すだけで再集計してくれる、という利点があります。
日本XPユーザグループ
どんなコミュニティですか?
関西のアジャイルコミュニティでは最古参の一つで、2001年から活動しています。主にエクストリーム・プログラミング(XP)を中心に、アジャイル関係の周辺の技術や、チームビルディング、マネジメントを扱っています。一番の大きなイベントは、毎年開いている「XP祭り関西」です。
今関心があることは?
個人的に、カンバンが面白いなと思います。最近日本でも3冊ほどカンバンに関する本が出ていたり、普通のSIでもカンバンが実践されているという事例をよく聞いたりして、盛り上がっていると感じます。他にも、Redmine大阪というコミュニティでもスタッフをやっています。Redmineも、カンバンやアジャイルと結び付けられて面白いです。
Scala関西Summit
どんなコミュニティですか?
Scalaを勉強するためのコミュニティです。もともと数年前からScala関西勉強会やScalaもくもく会をやっていましたが、関西でのScalaの盛り上がりを受けて、去年から「Scala関西Summit」を開催しています。関西でScalaを普及することを目的とし、東京や福岡など遠方から来ていただく方とのよい交流の機会でもあります。
今関心があることは?
『Scalaスケーラブルプログラミング第3版』というScala使いのバイブル的な本が新しく出るので(記事公開時点ですでに出版されています)、コミュニティのみんなは楽しみにしていると思います。私自身が興味があるのは、ScalaでWebアプリを作るにあたってのフレームワークの選定です。開発と運用を考えると、どんな構成でやるのがベストなのだろうかと悩んでいます。Scala関西Summitの「Play2+SlickだけじゃないScalaのWeb/DBフレームワーク事情」というセッションは、まさに私の関心ど真ん中です。
お知らせ
Scala関西Summitは、10月8日(土)10:30開始(10:00開場) 大阪産業創造館で行います。参加登録はconnpassから!
Innovation EGG
どんなコミュニティですか?
関西にはすごくいいコミュニティがあるのに、コミュニティに行くことのハードルが高い、知られていないという問題があるため、各コミュニティの方を集めて、水先案内人になれたらと思い、3年前に始めました。「コミュニティハブ」を目指しています。今まで1000人以上が参加しています。
今関心があることは?
AlphaGoとPokemon Goです(笑)。この2つはエンジニアの可能性を広げたな、と。Pokemon Goは世の中の風景を変えましたよね。あれはエンジニアが作り出したもの。AlphaGoに至っては人類の可能性を感じました。そういう感動をどこかで伝えていけたら、と思います。
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急なお声掛けに手を挙げていただいたコミュニティのみなさま、ありがとうございました。今後もこのような形で、コミュニティの方を交えての番外編の収録もやってみたいと思います。これからもご期待下さい!
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