米AWSは9月29日、Anthropicが公開した最新の基盤モデル「Claude Sonnet 4.5」がAmazon Bedrockで利用可能になったことを発表した。
同社は、Amazon Bedrock APIに追加された「Claude Sonnet 4.5」の機能の中で特に、「スマートコンテキストウィンドウ管理」「効率化のためのツール使用量のクリア」「クロスカンバセーションメモリ」の3点を取り上げている。
「スマートコンテキストウィンドウ管理」により、新しいAPIでは、会話が長すぎたときにエラーを返す代わりに、利用可能な上限までの応答を生成し、停止した理由を明確に示すようになった。
また、「効率化のためのツール使用量のクリア」では長時間の会話中でもインタラクション履歴を自動的にクリーンアップ。これにより、会話を効率的に保ち、不要なトークンの消費を防ぎ、会話の質を維持しながらコストを削減する。
加えて、「クロスカンバセーションメモリ」により、ユーザーは、好み、コンテキスト、または1 回のチャットセッションを超えて残る重要な情報をモデルに明示的に記憶するように依頼できる。これにより、ローカルファイル内の情報を安全に保ちながら、よりパーソナライズされたコンテキスト認識型のインタラクションが可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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