Raspbianの初期設定(2)
SSHとI2Cの有効化
SSH(Secure Shell)を有効にし、Tera Termなどのターミナルから接続できるようにします。デスクトップ画面左上のRaspberry Piスタートボタンをクリックし、[Preference]→[Raspberry Pi Configuration]で設定画面を開きます。
本連載ではSSHの他にI2Cを使用しますので、こちらも事前に有効化しておきます。[Interface]タブを選択し、SSHとI2Cを[Enabled]に変更し、OKボタンをクリックします。
Raspbianの日本語化
続いて[Raspberry Pi Configuration]の[Localisation]タブの設定で、Raspbianの環境を日本語化します。
初期設定ではデスクトップ環境は英語、タイムゾーンはUTC、キーボードレイアウトはUKになっています。
「ロケール」「タイムゾーン」「キーボード」「無線LANを使用する国」について必要に応じて変更していきましょう。
ロケール
- 言語:ja(Japanese)
- 国:JP(Japan)
- 文字セット:UTF-8
タイムゾーン
- 地域:Asia
- 位置:Tokyo
キーボード
使用しているキーボードに応じて変更します。標準的な日本語配列の場合、[Japan(Japanese)]を選択します。
無線LANを使用する国
日本国内で使用するため、[JP Japan]を選択します。
- Country:JP Japan