ピクスタのベトナム現地法人であるPIXTA VIETNAMと、ベトナム初の技術系総合大学であるハノイ工科大学は、機械学習に関する共同研究実施の合意を、4月18日(現地時間)に取り交わした。
今後実施される共同研究では、PIXTA VIETNAM内で機械学習などの研究開発を行うラボチームと、ハノイ工科大学SAMI(応用数学・情報工学研究科)の教授・学生が協働し、ピクスタが運営する画像・動画サイト「PIXTA」が保有する4000万点の商用画像素材データを活かしたAI構築を目標としている。
共同研究で開発したAIによって、クリエイターが「PIXTA」に動画素材をアップロードする際に、購入者が素材を検索するのに必要な情報を自動で付与するとともに、以前の研究によってすでに複数の情報が付与されている素材については、情報の重要度ランクを自動化して付与するなど、情報精度をさらに高めていくことで、クリエイターが素材を販売するまでの作業を効率化するとともに、「PIXTA」上での素材検索の精度向上によって、購入者がニーズに合った素材をより効率的に見つけられるようになる。
そのほか、顧客データと画像解析による売れ筋画像の予測、画像AIの外部への提供、インターンシッププログラムやコンテストスポンサーなどを通じたハノイ工科大学との連携強化も目指していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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