情報通信研究機構(NICT)ナショナルサイバートレーニングセンターは、2020年度の実践的サイバー防御演習「CYDER」の年間開催日程を7月1日に発表するとともに、受講申し込み受付を開始した。税別の受講費用は、国の機関や地方公共団体に所属している人は無料、その他の人は70000円。
「CYDER」は、NICTのサイバーセキュリティに関する技術的知見と、大規模計算環境を最大限に活用した体験型の実践的サイバー防御演習。参加対象は情報システム担当者やセキュリティ管理者、CSIRT要員などで、セキュリティインシデント発生時の対応手順や、事前の備えなどについて学べる。
2020年度の「CYDER」は、全国47都道府県において新型コロナウイルス感染症対策を行った上で計100回程度の開催を予定している。
演習では、現実のサイバー攻撃を想定した演習シナリオの最新版を使用し、リアルなシナリオで演習を行うことで、セキュリティインシデントの基礎的な知識を習得し、いざというときに自信を持って対応できるようになることを目指す。なお、カリキュラムは「事前オンライン学習」と「集合演習」に分かれている。
演習コースは、受講目的に合わせて「Aコース」「B-1コース」「B-2コース」を選べる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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