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「Scala.js 1.4.0」がリリース、動的モジュールローディングに対応

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 ScalaのコードからJavaScriptコードを生成可能なScala.jsの開発チームは、最新版となる「Scala.js 1.4.0」を1月12日(現地時間)にリリースした。

 「Scala.js 1.4.0」は、「Scala.js 1.3.0」で導入されたモジュール分割のサポートを補完し、動的なモジュールのロードを可能にしたマイナーリリースで、動的なモジュールのロードをサポートしたことで、必要な場合のみ機能がロードされるようにアプリケーションを構成できるようになっている。

 なお、動的モジュールローディングでは、1つのプロジェクトに対して複数の.jsファイルが生成されるので、fullOptJSの代わりにfullLinkJSを使用する必要がある。

 また、「Scala.js 1.4.0」ではjava.lang.Class.isAssignableFromが抱えていた、いくつかの深刻な問題が修正されJVMの仕様に完全に準拠したものの、一部のコードは問題のあった動作に依存していた可能性があるため、注意が必要となる。

 さらに、新たなAPIとしてjs.RegExp.ExecResult.groupsとjs.TypedArray.fillが追加されたほか、scalajs-irにおいてir.Hashersの機能を利用可能にするとともに、Google Closure Compilerをv20210106へアップグレードした。

 そのほか、いくつかのバグ修正が行われている。

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https://codezine.jp/article/detail/13482 2021/01/18 08:00

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