2020年における、CSSの利用動向を明らかにした「The State of CSS 2020」が公開された。同調査は、102か国で11492名からの回答を元に構成されている。
調査結果によれば、レイアウト機能ではグリッドや書き込みモードの使用率が2019年よりも増加した。また、タイポグラフィやアニメーション機能に関する認知度は高い一方で、インタラクションやメディアクエリへの認知度は低い値に留まっている。
よく使用するユーティリティやツールとしては、StylelintやPrettier、VS Code、PhpStormを挙げる意見が多かった。
CSSの執筆環境としては、Chrome、Firefox、Safariが上位を占め、テスト環境としてはデスクトップPC、スマートフォン、タブレット端末が上位となっている。
よく利用しているCSS関連メディアとしては、CSS-Tricksが他を大きく引き離しており、Dev.toとSmashing Magazineがそれに続く。また、サイトや学習コースとしては、Stack OverflowとMDNを挙げる意見が多かった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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