プロジェクトの実行とデバッガー
Alinous-Coreのプロジェクトを実行は、Alinous-Coreのアプリケーションサーバを立ち上げ、ウェブブラウザからアクセスするという順番になります。その作業を一つ一つ解説していきます。
まずは、図11のように、Eclipseのメニューから[Run]-[Debug]の順で選択し、デバッグ実行ウィザードを立ち上げます。

デバッグウィザードが立ち上がった状態は、図12のようになっています。ここで左のリストボックスの中の一番上にある「Alinous」という項目をダブルクリックします。

すると、図13のようにデバッグのコンテキスト「New_configuration」が、先ほどダブルクリックをした「Alinous」の項目の中に作られます。次に、画面の右側にある[Browse]ボタンを押してプロジェクトを選択します。

[Browse]ボタンを押すことで、図14のようなダイアログボックスが表示されるので、先ほど作成したプロジェクトを選択して[OK]ボタンを押します。

プロジェクト選択後、図12の中央のAlinous Projectのところに先ほど選択したプロジェクト名が表示されるので、ウィザードの下のほうにある[Debug]ボタンを押します。このボタンを押すことで、Alinous-CoreのアプリケーションサーバとApache Derbyがネットワーク接続可能なDBとして同時に立ち上がります。図15のようにEclipseのプロセスコンソールにログが出力されれば立ち上げ成功です。
実行を中止するときには、図15に表示されているプロセスコンソール上の赤い中止ボタンを押すことで、Alinous-CoreアプリケーションサーバとApache Derbyのプロセスの両方を止めることができます。

それでは、Alinous-Coreが動いていることを確認してみましょう。ウェブブラウザから「http://localhost:8080/」にアクセスすることによって、図16のように表示されます。このときに表示される内容は、さきほど作成したサンプルプロジェクトにある「ALINOUS_HOME」ディレクトリの中の内容になります。

次に、Alinous-Coreの動作をデバッガーで追ってみます。まずは、「ALINOUS_HOME/select/」ディレクトリ内にある「show.alns」というファイルをダブルクリックしてみてください。図17のように専用エディタでファイルが開かれます。このとき、図17の左端に青い印が付いていると思いますが、この部分をダブルクリックするたびに、ブレイクポイントをON/OFFさせることができます。

では、このブレイクポイントまで動作させてみましょう。Webページ左側のメニューの中の一番上にある[Select DBForm]というリンクをクリックします。フォームが表示されますが、とりあえずは何も入力せずにそのまま[Search]ボタンを押してみてください。すると、図18のように、EclipseのパースペクティブがDebugパースペクティブに切り替わり、さきほど設定したブレイクポイントのところで止まりまることが確認できると思います。
このようにして、Javaの場合と同様、ステップ実行しながらデバッグできることが理解できたかと思います。
まとめ
今回は、実際に動かすための作業にフォーカスを当てて説明してみました。やはり、Alinous-Coreのような開発環境は1度動かしてみてからいろいろな資料をみると格段に分かりやすくなります。詳しいAlinous-Coreの構造や持っている機能に関しては、CodeZineのAlinous-Coreカテゴリーに次々に付け足していこうと思いますので、そちらもぜひ見ていただけるとうれしいです。

