アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、AWS Batchが大阪リージョンでも利用可能となったことを、3月17日に発表した。
日本で2番目となるアジアパシフィック(大阪)リージョンでは、3月3日にフルマネージドファイルシステムであるAmazon EFSが利用可能となるなど、サービスラインナップの拡充が続けられている。
今回利用可能となったAWS Batchは、ひとまとまりのデータを一括で処理する方式であるバッチ処理を、あらゆる規模で行うことができるフルマネージドサービスで、数十万件のバッチコンピューティングジョブを簡単かつ効率的に実行することができる。
必要なときにコンピュートリソースを確保して計算を行った後は計算リソースが解放され、送信されたバッチジョブの量と具体的なリソース要件に基づいて、CPUやメモリ最適化インスタンスといったコンピューティングリソースの最適な数量とタイプを動的にプロビジョニングすることで、Amazon EC2をベースとしたバッチ処理基盤より効率的な運用が可能となっている。
また、AWS Fargateにも対応しており、コンテナをベースとしたサーバレスなバッチ処理基盤を作ることも可能。
追加料金はかからず、計算リソースに対してのみ料金が発生する。またスポットインスタンスの活用があらかじめ組み込まれており、よりコスト効率性の高い処理が可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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