おすすめプラグイン
先述のように、Pleiades All in Oneだけで便利なプラグインが十分含まれていますが、最後に、Pleiades All in OneのJavaエディションに含まれていない便利なプラグインをいくつか紹介します。なお、特に言及がない場合は、プラグイン名のリンク先がEclipseマーケットプレースのページとなっているので、マーケットプレースの機能を利用してインストールが行えます。
DBeaver
データベースクライアントを提供するプラグインです。ほぼ全てのデータベースに接続して、データの確認やSQL実行が行えます。さらには、既存のデータベースのER図の作成まで行えます。このプラグインを利用すると、わざわざ別のデータベースクライアントアプリケーションを起動する必要がなく、コーディングからデータチェックまで、Eclipseで完結できます。
Eclipse PHP Development Tools
PHPアプリケーションをEclipseで作成するためのプラグインで、省略してPDTといいます。Eclipse財団管理下のプラグインで、Pleiades All in OneのPHPエディションやUltimateエディションをダウンロードすると標準で含まれています。Javaエディションには含まれていないため、追加する場合は、アップデートサイトを利用します。URLは次の通りです。このURLは、上記PDTのWebページにも記載されています。
- https://download.eclipse.org/tools/pdt/updates/latest/
Aptana Studio 3
HTML+CSS+JavaScriptのいわゆるWebサイト制作をサポートするためのプラグインです。FTPによるサーバアップロード機能も含まれています。
AWS Toolkit for Eclipse
その名の通り、AWS(Amazon Web Services)を利用してJavaアプリケーションを開発するためのプラグインです。このプラグインについては、この連載中で紹介する予定です。
まとめ
今回は、Eclipseに機能追加が可能なプラグインを紹介しました。次回は、今回追加したプラグインの一つであるEclipse Tomcat Pluginの使い方をメインに、JavaによるWebアプリケーション開発の概要について紹介していきます。