米HashiCorpは、動的インフラストラクチャにIDベースのアクセス管理を提供するHashiCorp Boundaryの最新版となる「HashiCorp Boundary 0.3」と、Windows版「Boundary Desktop 1.1」を、6月15日(現地時間)に発表した。
「HashiCorp Boundary 0.3」は、Boundaryグループのメンバーシップを外部IDプロバイダ(IDP)メタデータに基づいて管理することが可能で、OIDC(OpenID Connect)認証方式のユーザーはOIDCを介して統合しているIDPに基づいて、グループを自動的に作れる。
また、新たにBoundary管理コンソールにおいてOIDCのIDプロバイダからのBoundary認証を構成できるようになっており、GUIによる管理者画面から、OIDC認証を構成する機能が追加された。
さらに、Windowsに対応したデスクトップクライアント「Boundary Desktop 1.1」が含まれており、同クライアントを使用することで、従来のmacOSに加えてWindows環境でも、GUIでリモートターゲットに接続してセッションの開始や停止、アクティブなセッションの詳細の表示などが可能となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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