SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Microsoft、.NET Object Allocation Toolに新機能追加、パフォーマンスも大幅に向上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Microsoftは、「Visual Studio 16.10」のリリースにあわせて提供している、パフォーマンスプロファイラ用の新たな分析エンジンのうち、最初に実装された.NET Object Allocation Toolの新機能について、6月30日(現地時間)付のVisual Studio公式ブログ投稿にて紹介している。

 最新の.NET Object Allocation Toolでは、ソースリンクがサポートされるようになり、ソースへの移動の際にソースファイルのプルダウンが可能になったため、コードに割り当てが含まれていない場合でも、割り当てが行われている場所を正確に確認できるようになった。

 また、検索ではオートコンプリートによって候補が表示されるようになり、レポートをすばやく見つけて掘り下げられるようになっている。さらに、.NETガベージコレクタにおいて、ガベージコレクタが発生した理由と所要時間、ヒープサイズ、収集されたオブジェクトの数といった、関連する統計情報を確かめられる。

 なお、.NET Object Allocation Toolでは、ビューの割り当てを検索するために使用される初期割り当てモデルの構築、コールツリー、関数、およびバックトレースビューを表示するために使用されるコールツリー構築が大幅に高速化されるなど、パフォーマンスが大きく向上した。

 今後は、パフォーマンス向上をVisual Studio 2022のパフォーマンスプロファイラの他のツールにも拡張していく。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/14477 2021/07/02 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング