米Microsoftは、プログラミング言語TypeScriptの新しいWebページを、8月24日(現地時間)に公開した。
同社は、TypeScriptの文書化のための新たな基盤を提供し、情報アーキテクチャを再編成して、それらをまとめ直すために、2020年8月にTypeScriptのWeb全体の再設計と再構築を行っている。また、2021年3月にはTypeScriptハンドブックの第2版が作成された。
今回公開された、新しいTypeScriptのWebページは、これまでページ上部に明確なアクション呼び出しがなく、すべての視覚的な重み付けが同じだったため、テキストがスキャンできないといった問題点が解消され、ページ上のテキストを減らし、各セクションの重要な情報を太字にするとともに、使用する色数の制限、ページ途中におけるジャンプオフポイントの作成、フッタのコンテンツをページ末尾にあるジャンプオフポイントに置き換えるなど、数多くのデザイン変更が行われている。
ほかにも、JavaScript関数からTypeScript関数への移行に関するセクションや、コードサンプルなどが変更された。
なお、新たなTypeScriptのWebページは、従来のWebページと同様に定期的なアクセシビリティ監査を受けるほか、JavaScriptが無効になっているブラウザでも動作し、キーボードによる完全なナビゲーションに対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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