米Amazon Web Servicesは、開発者がAWSおよびサードパーティのサービスを簡単に管理できるようにするAPI、AWS Cloud Control APIの提供を9月30日(現地時間)に開始した。
AWS Cloud Control APIは、数百に及ぶAWSサービスと、数十のサードパーティサービスのリソースを作成、読み取り、更新、削除、一覧表示可能なAPIの標準セットで、CreateResource、GetResource、UpdateResource、DeleteResource、ListResourceによってサービスのライフサイクルを管理する。
数百のAWSリソースのサポートを提供しており、今後数か月間にわたって、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)やAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)といった、既存のAWSリソースのサポートを追加していく。
ほかにも、AWS Cloud Control APIには誰でもAWSリソースのセットを公開できる、CloudFormation Public Registryが含まれており、AWS Cloud Control APIはCloudFormation Public Registryで公開されているリソース上にあるCRUDL APIレイヤであり、同レジストリで公開されたリソースはすべて、標準のJSONスキーマでその属性を公開し、追加の作業なしでAWS Cloud Control APIを使用してリソースを作成、更新、削除、一覧表示することが可能になっている。
AWS Cloud Control APIは、中国を除くすべてのAWSリージョンで利用でき、CloudWatchログやLambda関数の呼び出しなど、基盤となるAWSリソースの使用に対して、またはDatadogモニタやMongoDB Atlasクラスタといったサードパーティリソースの使用に関連するハンドラ操作の数と、ハンドラ操作の期間に対してのみ料金が発生する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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