米GitHubは、ソフトウェアワークフローを自動化するGitHub Actionsにおいて、OpenID Connect(OIDC)をサポートしたことを、10月27日(現地時間)に発表した。
OpenID Connectのサポートでは、デプロイごとに自動でローテーションされる短期間のトークンを使用し、長期間有効なクラウドシークレットをGitHubに保存することなく、クラウドプロバイダとGitHub間のシームレスな認証を可能にするほか、クラウド管理者はクラウドプロバイダのセキュリティメカニズムを利用して、GitHub Actionsワークフローがクラウドリソースへの最小限のアクセスを取得するよう設定できるようになる。
開発者は、クラウドロールにOIDCを定義することで、デプロイワークフローとクラウドリソース間のアクセスを管理することが可能になり、GitHub Actionsワークフローは各デプロイで自動生成されたOIDC JWTトークンをクラウドプロバイダに提示する。クラウドプロバイダは、クラウドロール定義に対してOIDCトークンのクレームを検証し、ワークフローの実行中にのみクラウドに接続してデプロイするためのクラウドアクセストークンを提供するようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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