同記事によれば、「Angular Material 12」では、Angular Material Sassスタイルのすべてのインポートに対して@importから@useへの移行が行われた。
「Angular 13」では、Internet Explorer 11のサポートが廃止され、CSSグリッドやCSS論理プロパティ、calc()、::hoverといったモダンWebスタイルが利用可能となっている。
さらに、IE11のサポート廃止によって、CSS変数(CSSカスタムプロパティ)がサポートされ、開発者がスタイルをカスタマイズするためのAPIサーフェスを定義できるようになった。また、CSS変数を使用することで、開発者はCSSオーバーライドおよび::ng-deepから移行できるようになったほか、Angular Materialコンポーネントのさらなる個別化を実現している。
「Angular 12」では、AngularコンポーネントでインラインSassを使用するオプションが導入されており、CLIではinlineStyleLanguageオプションが用意され、Angularコンポーネントから直接Sassをコンパイルしてスタイリングできる。また、「Angular 11.2」ではAngular CLIでTailwindCSS PostCSSを実行するためのネイティブサポートが追加された。