「Redux Toolkit 1.8.0」では、新たにミドルウェアとしてlistenerが追加され、追加ロジックを持つeffectコールバックを含むlistenerエントリを定義し、ディスパッチされたactionsやstateの変更に基づいてそのコールバックを実行するタイミングを指定できる。
ほかにも、型推論が十分に機能していないケースでの動作がより正確になるようconfigureStoreを改善するとともに、動作に必要なTypeScriptのバージョン4.1以降への更新、stateの値をチェックしつつactionsに対するチェックをスキップするようにするためのserializabilityミドルウェアの内部ロジック再編成など、さまざまな機能追加・改善が行われた。