今回の、macOS Mojave(10.14)のサポート終了は、macOSの現在のリリースと、その前の2つのリリースをサポートするというDocker Desktopのサポートポリシーに基づいて行われた。一方で、Docker Desktop 4.0以降のユーザーのうち、3%弱がmacOS 10.14を使用している。
以前、同社がmacOS 10.13のサポートを終了した際に、非推奨になったことを知らせる自動ポップアップを表示するようにしていたものの、ユーザーがポップアップをオフにできないこと、このポップアップがDockerからのものかどうかがわかりにくかったことが問題となった。そのため、最新のDocker DesktopではmacOS 10.14を使用しているユーザーに対して、自動ポップアップでの告知を行わず、手動でDocker Desktopを更新しようとした際に、それがDockerからのものであることがわかる形で、非推奨であることを知らせるメッセージを表示する。
同社は、すでのサポートの終了しているバージョンのmacOSを使用しているユーザーに対して、macOS 10.15以降へのアップデートを求めている。