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女性の学びを支援する団体や技術コミュニティの世界

GG Voice & Actionに訊く──「当たり前」に潜むジェンダーギャップに気づき、身近なところから変えていくには?

世界を変えるIT業界は「かっこよく」あってほしい

──宮内さんのお話を伺ってみると、ジェンダーギャップは職場、特に上司の理解が重要だと感じます。

 部下が何を望んでいるかを確認することも大事です。例えば、育児中でもバリバリと働きたい女性もいれば、セーブしたい男性もいます。よかれと思って勝手に判断するのではなく、本人に直接状況を聞いてみるのがいいと思います。

 また、人によっては、職場でのジェンダーに関する話題はタブーのイメージがあり、相談しづらいこともあるかと思います。なので、まずは身近な人と話してみるといいかもしれません。小さな一歩を踏み出してみることが大事です。いきなり世界を変えることはできませんから、ちょっとずつ自分の周りから。

──IT業界に「こうなってほしい」というのはありますか?

 人の困りごとや不便をテクノロジーで解消できるIT業界は、シンプルに「めっちゃかっこいい」と思いますし、私がIT業界に転職した理由の1つです。IT業界は世界を変えられるのにジェンダー観が古いままではちぐはぐな印象なので、かっこいいIT業界であってほしいです。

 男女比だけではなく、セクシャルマイノリティや外国人にとっても働きやすい環境であってほしいです。誰もが何らかのマイノリティに所属していると思います。そういった部分をそれぞれが考えられる、認め合えるといいなと思います。

──宮内さん自身、ジェンダーギャップを経験したことはありますか?

 以前経験したことがあるのは、「女性に教えてもらえてうれしい」と言われたことです。ただ女性が少ないだけで、「華」のような扱いをされてしまい、「華になるために来ているわけじゃないのにな」とモヤモヤすることがありました。また、髪を切って「失恋したの?」と聞かれたこともありました。その時は、「伸びたから切っただけです。(あなたと)同じですよ」と笑って返しましたね。

──今後のGG Voice & Actionの活動で取り組みたいことを教えてください。

 2022年の9月末から副代表が加わり、運営体制が変わって第2フェーズに入りました。これからはグループワークだけではなく、コミュニティ運営にも力を入れていきたいと思っています。

 これまではグループワークに参加した人だけのSlackがあり、その中で情報交換をしていました。グループワークでは「議論」ではなく「対話」という言葉を使うようにしています。

 これからはグループワーク未経験でもジェンダーギャップに興味のある人なら入れるコミュニティにして、情報交換や悩み相談ができたらと思います。困ったら頼れるような場になるといいと思います。コミュニティメンバーは現在20名ほどなので、50~100名くらいに広げたいです。

──参加資格では性別の制限はありますか?

 現在は女性限定(自認含む)にしています。本当は男性にも参加してもらいたいのですが、現時点では社会的に不利な立場である女性を優先的に応援・支援したいためです。男性もジェンダーギャップを語れる場があっていいと思うので、いまだに悩んでいるところです。

──最後にGG Voice & Actionに興味がある方にメッセージをお願いします!

 ぜひGG Voice & ActionのTwitterをフォローしてください。イベントのお知らせなどを投稿しています。ロールモデルや女性の仲間がいなくて困っている方はコミュニティに参加してくださるとうれしいです!

──宮内さん、貴重なお話をいただきありがとうございました! さらなるご活動の広がりを楽しみにしています。

GG Voice & Actionに参加しませんか?

 GG Voice & Actionはジェンダーギャップ(以下、GG)について学べる団体です。GG Voice & Actionでは、主にグループワークやSlackを通してGGについて考えたり、日常のモヤモヤを話したりできる機会を提供しています。現在、Slackで交流できる、コミュニティメンバーを募集中です! 気になる方はこちらをご覧ください。

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

鍋島 英莉(編集部)(ナベシマ エリ)

2019年に翔泳社へ中途入社し、CodeZine編集部に配属。同志社大学文学部文化史学科卒。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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