米Microsoftは、パブリック・クラウド・サービス「Microsoft Azure」と組み合わせて使用できるJava関連ツールの2022年12月版を12月27日(現地時間)に公開した。
今回のJava関連ツールでは、「IntelliJ IDEA」の画面から「Azure SDK Reference Book」のサンプル・コードを簡単に参照できるようになった。サンプル・コードの任意の部分をコピーして、自身のコードにペーストすることも簡単にできる。
また、Microsoft Azureで提供しているサーバーレス・コンピューティング・サービス「Azure Functions」で動かすプログラムをIntelliJ IDEAで開発しやすくなった。従来からMicrosoftは、Azure Functionsで動作するプログラムの開発とテストをローカルのコンピューターで実行可能にする「Azure Functions Core Tools」を提供しているが、コマンドプロンプトからの操作しか受け付けなかった。今回新しくなったツールを使うと、Azure Functionsで動作するJavaプログラムをIntelliJ IDEAで開発し、テストもできるようになった。
さらに、プログラムで使用するデータベースとそのテーブルをGUIで表示するIntelliJ IDEAの機能「Data Source」を、「Azure Database for MySQL」「Azure Database for PostgreSQL」 「Azure SQL Database」に対応させた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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