柳井です。 加藤寛一郎の「まさかの墜落」という本を読みました。ここ十年ほどの飛行機事故を原因ごとに分類し、解説を行い、最後に作者の感想を添えた本です。作者は、航空業界が発展し、関わる人が飛躍的に増えたことで、これまで考えられなかったような事故やミスが増えつつあると述べていました。 これは、航空業界に限ったことではないと思います。業界が大きくなり人が増えるということは、その仕事が特殊なことではなくなり、一般化するということです。また、仕事が細分化し、自分が何をやっているのか見えなくなっていくことでもあります。人はそういった時、自分の行為が重大な結果を招くことを気付かずにミスを犯してしまいます。 自分の仕事について自覚を持ち、全体の中での責任を明確にする。この本を読んで、そういったことが些細なミスを重大な問題に繋げないようにするために必要なことだと思いました。 |
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連載4コママンガ。毎週火曜日更新。ロボにお約束の量産型。機械猫は量産型もツノ(アンテナ?)つきなんだろうか。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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