オーティファイは、モバイルアプリの動作検証テストを自動化する「Autify for Mobile」が、Androidアプリケーションに正式に対応したことを2月2日に発表した。
「Autify」は、開発したソフトウェアが期待通りに動くかを検証するソフトウェアテストを自動化するツール。AIを活用することで、エンジニアリングの知識がなくても「ノーコード」でテスト自動化ができる環境を実現し、AIがテストのメンテナンスも自動化できる。
2021年10月にiOSに対応した「Autify for Mobile」の提供を開始した。Androidに対する機能はBetaバージョンとしての提供していたが、Androidアプリケーションに対応した機能を2月2日に正式にリリースした。
同サービスは、検証のための端末を用意する必要はなく、PCのブラウザ上で、モバイル環境におけるネイティブアプリケーションの動作検証が行える。テストシナリオもノーコードで簡単に作成可能。いつでも自動テストを実行できる。
Androidへの正式対応で新たに使用できる機能は以下の4つ。
- テスト結果の見た目の差分表示:テスト結果ページで、現在のテスト実行と最後に成功したテスト実行のスクリーンショットを並べて表示する機能。
- ディープリンクを設定:Webページではなく、アプリに直接つながるリンクを設定する機能。
- テストをキャンセル:テストの終了を待つことなく、テストの実行を停止する機能。
- ボタンナビゲーションサポート:Android端末のネイティブナビゲーションボタンを使って、Androidアプリケーションを操作できる機能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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