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IT人材が副業を行う目的とは、副業を行うIT人材の実態をレバテックが調査

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 レバテックは、副業を行っているIT人材500名を対象に実施した「副業を行うIT人材の実態」の調査結果を10月3日に発表した。

 本調査は、7月4日〜7月6日の期間Webアンケートで実施され、副業を行っているIT人材500名から有効回答を得ている。

 副業案件における作業頻度は「週2〜3日(35.8%)」が最も多い結果となった。1週間あたりの合計作業時間は「5時間以上10時間未満(24%)」と回答した人が最も多く、「1時間以上3時間未満(22.2%)」「3時間以上5時間未満(20.4%)」が続いた。本業への影響や支障が出ないよう、日数や時間を調整しながら作業をしている人が多いと言える。

 メインの副業案件獲得手段について、「知人経由」が44%で最も多く、次いで「エージェント経由(34.4%)」となった。知り合いに直接声をかけられたことをきっかけに副業業務を開始するケースと、エージェントやクラウドソーシングのプラットフォームに登録し能動的に副業案件を探すケースにわかれていることがわかった。

 IT人材が副業を行う目的について、1位は「収入アップのため(59.2%)」だった。副業での月収は「5万円未満」が32.6%で最も多い結果となったが、月に10万円以上の収入を得ている人も約半数いることがわかった。

 副業を行うIT人材の理想の年収について、「600万以上800万未満(20.2%)」と回答した人が最多となった。現年収との比較では、ほとんどの年収帯において、半数以上の人が現在よりも年収を上げていきたいと考えていることがわかった。現在よりも年収を上げる目的で副業に取り組むIT人材も多いといえる。

 「副業先企業に対してどのような貢献ができているか」という質問について、1位は「客観的な視点の提供(46.6%)」、次いで「自己が保有するナレッジ・スキルの提供(41.4%)」となった。

 レバテックが9月26日に発表した調査では、企業がIT副業人材の活用に至った理由の1位が「自社で活用できる知見・スキルを習得するため(50.8%)」、2位は「社外からの客観的な視点を確保するため(46.2%)」という結果が出ている。

 「副業先から理不尽な要求を受けた(トラブルを経験した)ことがあるか」という問いに対し、「ある」と回答した人は46.8%だった。具体的なトラブルの内容は「業務の内容・範囲の変更(41%)」が最も多く、「契約期間の短縮や破棄、報酬の減額(36.8%)」「報酬の支払遅延や未払い(32.1%)」が続いた。

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