オープンソースのWebフレームワークであるAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 3.4」を10月26日(現地時間)にリリースした。
Astro 3.4では、ページコンポーネントにおいて<!DOCTYPE html>宣言や<head>コンテンツを含まずにHTMLコンテンツをレンダリングするパーシャルページとして識別できるようになっている。パーシャルは、おもにHTMLフラグメントの取得のために構築された、htmxやStimulusなどのレンダリングライブラリとの組み合わせでの使用に適する。
あわせて、画像のすべてのバリエーションに対して、同じバッファを再利用することが可能になり、とりわけリモート画像を使用する場合に、同じ画像のバリエーションを多く含むWebサイトにおけるパフォーマンスが向上する。
さらに、実験的に搭載された開発オーバーレイが使えるようになっており、ページアイランドの検査、パフォーマンスやアクセシビリティの監査などができるようになった。また、新機能やサードパーティツールなどとの統合を可能にする、Dev Overlay Plugin APIも含まれている。
そのほか、いくつかのバグ修正も行われた。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です