Linux Foundationは、2023年10月に発表された調査レポート「Global Spotlight 2023 : Survey-based insights into the global landscape of open source trends, sustainability challenges, and growth opportunities」の日本語版「Global Spotlight 2023 : オープンソースの動向、持続可能性の課題、成長機会に関するグローバルな状況についての調査に基づく洞察」を、1月16日に公開した。
本調査は、2023年4月から6月にかけてオンラインで行われ、916件の有効回答を得ている。回答を得られた地域は、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋など。
調査結果によると、調査対象となった地域の90%がオープンソースソフトウェア(OSS)を中程度以上のレベルで使用していた。また、回答者の68%が「OSSはクローズドソースソフトウェアよりも安全だ」と回答していた。
OSSの価値に関する項目では、52%が「OSSへの貢献は常に、または頻繁に、ソフトウェアの品質向上につながる」と答えている。地域別に見ると、「OSS活用のコストを上回るメリットがある」と回答したのは、ヨーロッパ(77%)、南北アメリカ(71%)、アジア太平洋地域(56%)であった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です