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パブリッククラウド「Fly.io」、アメリカなど一部リージョンにてGPUの利用が可能に

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 米Fly.ioは、同社の運営しているパブリッククラウド「Fly.io」において、GPUが利用可能になったことを12月13日(現地時間)に発表した。

 Fly.io GPUを使用すると、NVIDIA A100によってローカル環境のNVIDIA RTX 4090よりも多くのVRAMを搭載した、CUDAの処理能力を最大限に活用できるようになる。AI/機械学習ワークロードの実行にも対応しており、高速な音声認識、テキスト分割、記事の要約、画像の合成などが実現する。

 Fly.ioが世界中に有しているデータセンタのすべてでGPUが提供されており、GPUをサポートするいずれのリージョンでも同じパブリックIPアドレスと同じTLS証明書を使用して、同じプログラムの実行が可能となっている。

 なお、GPUを使用するかどうかはユーザー側で選択でき、GPUを使用した時間に対して料金が発生する。現時点でGPUをサポートしているのは、アメリカ、EUのいくつかの地域、シドニーで、1時間あたりの料金は40GBのRAMを搭載したNVIDIA A100が2.50米ドル、80GBのRAMを搭載したNVIDIA A100が3.50米ドル。また、NVIDIA L40が1時間あたり2.50米ドルでまもなく利用可能になるという。

 標準構成では、8個のAMD EPYC CPUコアを使用し、最大500GBのストレージにGPUがデプロイされているが、要望に応じて予約済みインスタンスや専用ホストの提供も行われる。

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https://codezine.jp/article/detail/19064 2024/02/15 18:30

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