米Gartnerは、2028年までにエンタープライズソフトウェアエンジニアの75%が、AIコードアシスタントを使用するようになるとの予測を、4月11日(現地時間)に発表した。同予測は、2023年初頭(10%未満)と比較して、大幅な増加となる。
同社が2023年第3四半期に世界で行った調査によれば、63%の組織が現在AIコードアシスタントを試験運用中あるいは導入中、またはすでに導入済みだという。
AIコードアシスタントを利用することで、コード生成やコード補完を超える機能が実現し、コード品質が向上するとともに開発者の継続的なスキルアップを支援し、仕事の満足度と定着率の向上につながると考えられている。
一方で、従来のROIフレームワークではAIコードアシスタントの価値を最大限に発揮できず、従来のROI指標を超えた効果的な価値を構築するには、ソフトウェアエンジニアリングにおけるリーダーが、ROIの議論をコスト削減から価値の創出へと切り替える必要があると指摘した。
あわせて同社は、5月14日〜16日(現地時間)に米ラスベガスで、6月18日〜19日に日本で、9月9日〜10日に英ロンドンで「Gartnerアプリケーションイノベーション&ビジネスソリューションサミット」を開催する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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