Googleは、Google Cloud の年次カンファレンス「Google Cloud Next 2025」において、Gemini 2.5 Flash/Proや、動画生成AIモデル「Veo 2」に関する最新のリリースを発表した。
先月公開された「Gemini 2.5 Pro」は、高性能な最新AIモデルで、Google AI Studioで利用できるようになっていた。今回このGemini 2.5 Proが、機械学習プラットフォーム「Vertex AI」でも、エンタープライズユーザー向けに利用できるようになった。
加えて「Gemini 2.5 Flash」が間もなく登場する予定。これは、低レイテンシとコスト効率を維持しながら、思考能力も備えている新モデルだ。
また、動画生成AIモデルの「Veo 2」がGoogle AI StudioのGemini APIで製品版として利用可能になったことも発表された。Veo 2を使うことで、開発者はテキストと画像の両方のプロンプトによって、アプリケーション内で高品質な動画を生成できる。
Veo 2の品質は、24フレーム/秒で720pの解像度。動画の長さは最大8秒までで、1秒あたり 0.35ドルの料金で利用可能だ。
さらにGoogleは、Geminiモデル向けの「Live API」のプレビュー版を発表。Live APIは、エンドユーザーに自然で人間のような音声会話のエクスペリエンスを提供する。Live APIを使うことで、開発者はストリーミング オーディオ、ビデオ、テキストを低遅延で処理するアプリケーションやエージェントを構築することが可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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