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![]() 柳井です。 島津忠夫の「新版 百人一首」を読みました。通常の百人一首の本とは違い、選者の藤原定家がどういった観点で選んだかに主眼を絞って解説しているという変わった本です。 この本を読んで、非常に面白かった点があります。それは、これまで私の頭の中でばらばらに歌が並んだものだった百人一首が、きれいに整理されたことです。一人の基準となる人間を置き、その人物との相対的位置付けで各作者と各歌を並べることで、それぞれの歌が意味を持って頭の中に収めることができました。 このように、雑多な情報がある場合に、規準となる物を決め、その基準との相対的な関係で物事を把握していくことは、物事の理解に非常に有効です。これは、戦国時代を把握するために、織田信長を中心に据えるようなものです。 物事に望む際に、適切な基準点を探す。そういったやり方は重要だなと感じました。 |
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