Rimoは、同社の提供している高速・高精度のAI議事録サービス「Rimo Voice」において、5月23日にリリースされた米Anthropicの最新AIモデル「Claude Sonnet 4」への対応を、同日に開始した。
Claude Sonnet 4は、2月24日にリリースされた前モデルClaude 3.7 Sonnetから進化したLLMで、即時応答に強い標準モードと、より深い分析と思考を必要とする複雑な課題に対して最適化された拡張思考モードを備えたハイブリッドモデルであり、タスクの特性に応じて柔軟に切り替えられる。
とりわけコーディング能力が大幅に強化されており、設計からバグ修正、リファクタリングまでの広範な支援が可能となっているほか、指示の精密な理解や複雑なタスクの実行において前モデルから大幅に改善された。また、最大64Kトークンまでの出力に対応しているので、豊富なコード生成や計画立案、長文コンテンツの生成に適している。
Rimo Voiceは、会議の議事録や会話の記録、執筆のための取材といった、1時間の音声データを5分程度でテキスト化・要約して、AIが自動で議事録まで生成してくれるAI議事録サービス。日本語に特化した独自チューニングが施されており、高速処理・話者分離といった高度なAI議事録導入を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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