高速なコンテンツ駆動のWebサイト構築に最適化された、JavaScriptによるWebフレームワークAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 5.8」を5月19日にリリースした。Node.js 18系のサポート終了に伴い、Node.js 22へのアップグレードを推奨している。
Astro 5.8では、求められるNode.jsの最低バージョンが18.20.8に引き上げられた。また、Node.js 18系がサポート終了を迎え、今後Astroを利用するにはNode.js 20.3.0、22.0.0以上が推奨される。なお、Node.js 19および21はサポート対象外である。
現時点では、Node.js 18.20.8(Node.js 18の最終LTSリリース)のサポートが継続されるが、将来的にNode.js 18のサポートを終了する予定。そのため、開発環境やCI/CD環境などで利用するNode.jsのバージョンを速やかに22へアップグレードすることが推奨される。アップグレードには自動化ツール「@astrojs/upgrade」や、各種パッケージマネージャによるコマンドが利用できる。
また、Cloudflare Pagesについては現在のビルドイメージがNode.js 18.17.1をデフォルトとしているが、Astro 5.8ではサポート対象外となる。Cloudflare PagesでAstroを利用している場合はNode.js 22へのバージョン指定が必要。一方、Cloudflare WorkersはNode.js 22をデフォルトとしているため、影響はない。
さらに今回のリリースでは、継続的な不具合修正も行われており、詳細は公式のチェンジログで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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