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PerformancePoint 2007: Planning Serverのインストール

Planning Serverインストール体験レポート

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Planning Serverのインストール手順

(9)

 VMWare SQL ServerのCDドライブをISO(en_office_performancepoint_server_2007_x86_cd_X14-00932.iso)にマップし、インストール画面を表示します(図6を参照)。

図6 PerformancePointのインストール画面。必要条件を整えた上で、Planning Serverのインストールを開始します。
図6 PerformancePointのインストール画面。必要条件を整えた上で、Planning Serverのインストールを開始します。
(10)

 [Install Planning Server]をクリックします。使用許諾契約に同意し、[Next]をクリックします。

(11)

 インストール先はデフォルトで[Next]をクリックし、さらに[Install]をクリックすると、インストールが始まります。

(12)

 このインストールは30秒ほどで終了し、[Run the Planning Server Configuration Manager Wizard]チェックボックスが表示されます。このチェックボックスをオンにしたまま、[Finish]をクリックします。

(13)

 Planning Server構成マネージャウィザード(図7を参照)が表示されるので、[Next]をクリックします。

図7 Planning Server構成マネージャ。この画面に到達する頃には、必要なコンポーネントは既にインストールされているはずですが、このウィザードではすべてが揃っているかどうか再確認されます。
図7 Planning Server構成マネージャ。この画面に到達する頃には、必要なコンポーネントは既にインストールされているはずですが、このウィザードではすべてが揃っているかどうか再確認されます。
(14)

 このウィザードは、すべての必要条件が満たされていることを確認します(図8を参照)。今回の場合は(これまでの準備のおかげで)すべて揃っているので、[Next]をクリックします。

図8 Planning Server構成マネージャ。必要条件のチェック結果が表示されます。
図8 Planning Server構成マネージャ。必要条件のチェック結果が表示されます。
(15)

 [Installation options]ページでは、[Standalone Configuration]オプションを選択しました(図9を参照)。[Next]をクリックします。

図9 Planning Server構成マネージャ。今回は単純なテスト環境なのでStandalone configurationを選択します。
図9 Planning Server構成マネージャ。今回は単純なテスト環境なのでStandalone configurationを選択します。
(16)

 [Databases]ページは既定のままにしました(図10を参照)。このページでは、私の「ABCSQL01」というSQL Serverが正しく認識されており、データベースが作成されることが示されています。[Next]をクリックします。

図10 Planning Server構成マネージャ。使用するSQL Serverを指定します。テスト環境の場合は、Create databases for Planning Serverを選択します。
図10 Planning Server構成マネージャ。使用するSQL Serverを指定します。テスト環境の場合は、Create databases for Planning Serverを選択します。
(17)

 [Global Administrator account]ページ(図11を参照)では、グローバル管理者(GA)アカウントの設定はデフォルトのまま(ドメインは「ABC」、ユーザー名は「Administrator」)、[Next]をクリックしました。本番環境では、このロールに特別な管理者を指定するべきです。

図11 Planning Server構成マネージャ。グローバル管理者アカウントの適切なドメインとユーザー名を指定します。
図11 Planning Server構成マネージャ。グローバル管理者アカウントの適切なドメインとユーザー名を指定します。
(18)

 [Analysis Services setting]ページでは、[Analysis Server location]を既定の「ABCSQL01」のままにしました(図12を参照)。[Next]をクリックします。

図12 Planning Server構成マネージャ。SQL Server Analysis Services(SSAS)のインスタンスを選択します。
図12 Planning Server構成マネージャ。SQL Server Analysis Services(SSAS)のインスタンスを選択します。
(19)

 [Service and Application Pool Identities]ページでは、PlanningプロセスサービスのサービスIDとして使用するアカウントを指定します。このアカウントは、Planning WebサイトおよびPlanning管理コンソールのアプリケーションプールIDとしても使用されます。

 今回は、この目的のためにアカウントを作成することにしました。ローカル管理者アカウントをこのような特殊なロールに使用することは、避けた方がよいからです。そこで、Active Directory内に「SQLPlan」というアカウントを作成し、これを使用しました(図13を参照)。[Next]をクリックします。

図13 Planning Server構成マネージャ。サービスIDに使用するユーザーアカウントを指定します。このアカウントはアプリケーションプールIDとしても使用されます。
図13 Planning Server構成マネージャ。サービスIDに使用するユーザーアカウントを指定します。このアカウントはアプリケーションプールIDとしても使用されます。
(20)

 [System Logs]ページでは、既定のCドライブのパスを使用し、[Enable auditing]と[Enable trace logging]をオンのままにしました(図14を参照)。本番環境の構成では、ログドライブへのパスに変更することになると思います。[Next]をクリックします。

図14 Planning Server構成マネージャ。システムログの保存場所を指定し、監査やトレースログを有効にします。
図14 Planning Server構成マネージャ。システムログの保存場所を指定し、監査やトレースログを有効にします。
(21)

 [Port Configuration]ページでは、[Require SSL connections to all Planning Server Web Sites]チェックボックスをオフにしました(図15を参照)。今回構成するのはただのテスト環境で、SSL証明書を入手してインストールする手間をかけたくなかったからです。これで構成プロセスを簡略化できます。

 ポート番号は覚えやすいものを指定します。今回はPlanning Webサーバーを「41000」、Planning管理コンソールを「42000」にしました。[Next]をクリックします。

図15 Planning Server構成マネージャ。必要な場合はSSL接続を有効にし、Planning WebサーバーとPlanning管理コンソールのポートを設定します。
図15 Planning Server構成マネージャ。必要な場合はSSL接続を有効にし、Planning WebサーバーとPlanning管理コンソールのポートを設定します。
(22)

 図16のような、短時間の検証プロセスが実行されます。[Next]をクリックします。

図16 Planning Server構成マネージャ。この画面では、これまでの設定が検証されます。
図16 Planning Server構成マネージャ。この画面では、これまでの設定が検証されます。
(23)

 次に確認画面が表示されるので、設定内容をざっと確認して[Configure]をクリックします。進行状況を示すホイールのアニメーションを見ながら数分間待つと、[Configuration completed successfully]というメッセージが表示されるので、[Close]をクリックします。

 これで、この段階のインストールは完了したようです。[スタート]ボタンをクリックして[すべてのプログラム]メニューを見ると、新しい[Microsoft Office PerformancePoint Server 2007]という項目が追加されており、その中にドキュメントとPlanning Server構成マネージャ(先ほどまで使用していたウィザード)へのリンクが含まれていました。

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Colin Spence(Colin Spence)

MCP。Convergent Computing社のパートナーであり、同社のシニアコンサルタント、プロジェクトマネージャー、テクニカルライターとして活動。Microsoftベースの技術ソリューションの設計、実装、サポートに携わり、現在はMicrosoft SharePointに注目。17年以上のキャ...

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