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PerformancePoint 2007: Planning Serverのインストール

Planning Serverインストール体験レポート

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2008/07/02 14:00

目次

Planning Serverの管理

 IISマネージャ(Microsoftインターネットインフォメーションサービス)を開くと、「PPSPlanningWebServices」と「PPSPlanningAdminConsole」という2つの新しいWebサイトがありました。

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 Internet Explorerを開き、ポート41000および42000へのアクセスを試します。ポート41000へのアクセスでは「http://abcsql01:41000」、ポート42000へのアクセスでは「http://abcsql01:42000」と入力します。2つ目のURLではPlanning管理コンソール(図17)が開きます。

 Planning管理コンソールの[Location]フィールドには、あらかじめもう一方のWebサイトへのパス(http://abcsql01:41000)が表示されています。その隣にある[Connect]ボタンをクリックすると、ステータスが赤から緑に変わり、指定のコンピュータに接続していることを示すメッセージが表示されます(図17を参照)。

図17 Planning管理コンソール。この画面では、Planning Serverを稼動しているサーバーへのパスを指定します。
図17 Planning管理コンソール。この画面では、Planning Serverを稼動しているサーバーへのパスを指定します。

 実はここで、さらにインストールしなければならないものがあります。次のステップはファイル共有を作成することで、これはドキュメントの「ファイル共有の作成」のページに対応します。このページには次のように書かれています。

Microsoft Office PerformancePoint Server 2007では、Planning Serverユーザーが作成した、またはユーザー用に作成されたテンプレートとデータファイルでネットワークファイル共有を使用します。

この共有フォルダ名は各アプリケーションのアプリケーション名と一致する必要があり、各アプリケーションには独自の共有が必要です。共有フォルダを作成したら、ユーザーがアクセスできる汎用名前付け規則(UNC)のパスに配置する必要があります。さらに、Planning ServerサービスID(SI)アカウントとExcel用PerformancePointアドインのすべてのユーザーがその場所にアクセスできる必要があります。読み取り、書き込み、および変更の権限を必ず設定します。

それぞれのファイル共有の場所として推奨されるサブフォルダは次のとおりです。
  • フォームテンプレート
  • レポートの保存場所
  • 割り当てフォーム
  • 割り当てマスタフォーム
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 特に悩むようなこともないので、この構造をWindows Server 2003ドメインコントローラ(ABCDC01)上に作成しました。さらに、「abc\administrator」および「abc\SQLPlan」アカウントにフルコントロールのアクセス許可を与え、Everyoneにこの共有に対する変更および読み取りのアクセス許可を与えました。

アプリケーションの作成

 TechNetに掲載されている次のステップは、「アプリケーションの作成」です。そのためには次の手順を行います。

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 Planning管理コンソールのナビゲーションペインで[Applications]をクリックし、[Create]をクリックします。

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 [Create an Application]ウィンドウが表示されます(図18を参照)。このウィンドウでは指定すべきオプションがたくさんありますが、もうこの程度はどうということもないでしょう。

図18 Create an Applicationウィンドウ。設定例についてはこの記事の説明を参照ください。
図18 Create an Applicationウィンドウ。設定例についてはこの記事の説明を参照ください。
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 名前はシンプルに「Application1」とし、ラベルは「Application1Label」としました。簡単な説明を入力し、SQL Serverの名前を指定しました。

 そして、このアプリケーションが専用のデータベースを持つのだと思って、新しいデータベース名を入力しました。この理解は間違っているかもしれませんが、TechNetにはこのトピックについて詳しい説明がありませんでした。私がこう思ったのは、既存のデータベースを選択するのであれば、検索ボタンか参照ボタンがあるはずだからです。

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 さらに、ファイルの場所を入力しました。これは、少し前の手順で作成した共有とサブフォルダです。詳しくは図19を見てください。

図19 Create an Applicationウィンドウ。最初の10個のフィールドの設定例です。
図19 Create an Applicationウィンドウ。最初の10個のフィールドの設定例です。
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 TechNetの情報を熟読した結果、[Advanced Options]と[Application Scripts]のオプションはオンにしました。

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 [Default Model Site]セクションでは、サイト名「App1RootSite」を入力し、同名のラベルを設定し、Analysis Servicesコンピュータとして「ABCSQL01」を指定しました(図20を参照)。最後に[OK]をクリックします。

図20 Create an Applicationウィンドウ。「Advanced Options」、「Application Scripts」、「Default Model Site」の各セクションの設定例です。
図20 Create an Applicationウィンドウ。「Advanced Options」、「Application Scripts」、「Default Model Site」の各セクションの設定例です。

 この設定の結果、図21のように表示されました。「PlanningApp1」という新しいデータベースが作成されました。好奇心からこのデータベースの設定を調べてみると、所有者は「SQLPlan」で、完全復旧モデルが選択されており、データベースのサイズは約43MBでした。

 Planning管理コンソールに戻ると[Model Sites]リンクの下に、新しい「App1RootSite」が表示されていました(図22を参照)。

図21 新しいアプリケーション。アプリケーション作成プロセスが正常に完了した結果です。
図21 新しいアプリケーション。アプリケーション作成プロセスが正常に完了した結果です。
図22 Planning管理コンソール。Model Sitesページに新しいアプリケーション名が表示されます。
図22 Planning管理コンソール。Model Sitesページに新しいアプリケーション名が表示されます。

 だんだん終わりが見えてきました。PerformancePoint 2007のインストール画面に戻ります。リストでは次のアイテムとして「Planning Business Modeler」が示されているので、次はこれをインストールします(なお、TechNetの説明ではPlanning Business Modelerについて特に言及されていません)。


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著者プロフィール

  • Colin Spence(Colin Spence)

    MCP。Convergent Computing社のパートナーであり、同社のシニアコンサルタント、プロジェクトマネージャー、テクニカルライターとして活動。Microsoftベースの技術ソリューションの設計、実装、サポートに携わり、現在はMicrosoft SharePointに注目。17年以上のキャ...

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