Oracleは9月15日、Javaの最新バージョン「Java 27」を一般提供開始した。
Java 27では、「Post-Quantum Hybrid Key Exchange for TLS 1.3」(TLS 1.3向けポスト量子ハイブリッド鍵交換)が実装され、安全なネットワーク通信が強化された。暗号化オブジェクトのPEMエンコード(3rdプレビュー版)は、暗号鍵・証明書などを表すオブジェクトをメール転送フォーマットにエンコードし、それをオブジェクトにデコードすることでエラーリスクを軽減し、セキュリティを強化する。
新しい言語機能として、instanceofとswitchをすべてのプリミティブ型に対応するように拡張した(5thプレビュー版)。すべてのパターンコンテキストでプリミティブ型を使用できるようにすることでパターンマッチングを強化する。
また、G1がサーバー環境だけでなくすべての環境でデフォルトのガベージコレクタとなった。従来Serialガベージコレクタが選択されていたシナリオにおいても、スループットやレイテンシ、メモリ使用量、起動時間といったパフォーマンスは大幅に低下することなく保たれるという。
HotSpot JVMでは、コンパクトオブジェクトヘッダーがデフォルトとなった。これにより、64ビットアーキテクチャにおいてオブジェクトヘッダーは96ビットから64ビットに削減される。
さらに、遅延定数用の新しいAPI(3rdプレビュー版)や構造化並行処理のAPI(7thプレビュー版)、JDK Flight Recorder(JFR)の機能を強化したJFRプロセス内データ編集機能などが追加されている。
Java 27は、6カ月ごとのリリースサイクルで提供される最新のメジャーバージョン。JDK 27のアップデートは2027年3月まで提供し、その後Oracle JDK 28に置き換えられる予定。
すべての新機能を含む詳細は、ブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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