Shoeisha Technology Media

CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

Excelのデータからバーコードを生成する.NETアプリケーションを作る

PlusPak for Windows Forms 5.0JのGcBarCodeコンポーネントを使ったアプリケーションの作成 その2

  • ブックマーク
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008/12/16 14:00

 今回は、Excelのワークシートに入力されている商品の管理番号からバーコードを作成し、それをExcelのワークシートに添付していくアプリケーションを作成しました。

目次

はじめに

 前回紹介したバーコードを作成するプログラムが、思ったより注目を浴びたようなので、調子に乗って第二弾を作ることにしました。今回は、Excelのワークシートに入力されている商品の管理番号からバーコードを作成し、それをExcelのワークシートに添付していくアプリケーションとなっています。

Excelのワークシートに入力されている管理番号を読み込み
Excelのワークシートに入力されている管理番号を読み込み
バーコードを作成してワークシートに貼り付ける
バーコードを作成してワークシートに貼り付ける

 使用するコンポーネントは、PlusPak for Windows Forms 5.0JのGcBarCodeコンポーネントで、今度はCode39というバーコードのフォーマットを使用し、アルファベットが入った数字データからバーコードを作成します。Excelデータの読み込みは、VBおよびC#からExcelを呼び出して操作します。

 なお、Excelの各オブジェクトおよび所属するメソッド、プロパティ等はVisual Basic for Applications(VBA)によって操作するように作られているため、Visual Basicから操作する場合は何ら問題にならないのですが、C#でこれらのオブジェクトを操作する場合は、プロパティやメソッドのパラメータの受け渡し、省略可能なパラメータの使い方、パラメータ化されたプロパティの使い方などで、そのままコーディングするとエラーになるという問題が発生します。

 エラーを回避するための処理はあるのですが、コードがかなり煩雑になったり、VBでは簡単にできるプロパティのパラメータに変数を当てる使うコードなどは複雑なコードにならざるを得ない、という点から、今回はVisual Basicのみのコードの紹介とします。

対象読者

 Visual Basic 2005・2008を使ってプログラムを作ったことのある人。

必要な環境

 Visual Basic 2005、2008、Visual Studio 2005、2008でプログラムが作れる環境。なお、本プログラムはWindows Vista上で動作するVisual Studio 2005を使用して作成し、動作確認を行っています。

プログラム実行時の注意事項

 PlusPak for Windows Forms 5.0Jを使って作成したアプリケーションを配布する場合、PlusPak for Windows Forms 5.0Jのアセンブリファイルを添付する必要があります。これは、Common Language RuntimeのDLLをアプリケーションと一緒に配布するのと同じです。

 本記事のサンプルアプリケーションを正常に動作させるためには、次の4ファイルをインストールする必要があります。

ファイル名 説明
GrapeCity.Win.PlusPak.v50.dll 本体コンポーネント
GrapeCity.Framework.PlusPak.v20.dll 製品のフレームワーク
GrapeCity.Win.PlusPak.v50.resources.dll 本体コンポーネントのサテライトリソース
GrapeCity.Framework.PlusPak.v20.resources.dll 製品フレームワークのサテライトリソース

 これらのファイルを、プログラムを実行するBinフォルダに格納します。 .NET Framework 2.0から追加されたクラスやメンバを使用しているので、.NET Framework 2.0がインストールされていることが必須条件です。また、使用しているコンピュータに次のフォルダを作成し、同梱してあるExcelのデータブックをそこにコピーしてください。

c:\barcode

 なお、プログラムを実行するには、使用しているコンピュータにExcel 2003または2007がインストールされている必要があります。

コントロールのインストール

 はじめてPlusPak for Windows Forms 5.0Jを使用する方は、Visual Studio、Visual Basicの開発環境にPlusPak for Windows Forms 5.0Jをインストールする必要があります。インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。

 ユーザー情報を登録すると送られてくるメールに、ダウンロード用のURLが記載されているので、 ここからダウンロードしてインストールしてください。ファイルはzip形式で圧縮されています。有償のコントロールですが、プロダクトキーを入力せずにインストールすることでトライアル版として使用できます。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

コントロールの追加

 PlusPak for Windows Forms 5.0Jをインストールしたら、ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコントロールを追加します。追加するコントロールは、「.NET Frameworkコントロール」のアセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak」で始まるコントロール「GcBarCode」です。

アセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak」で始まる「GcBarCode」コントロールを選択する
アセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak」で始まる「GcBarCode」コントロールを選択する

  • ブックマーク
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • 瀬戸 遥(セト ハルカ)

    8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

バックナンバー

連載:ComponentZine(PlusPak)

もっと読む

All contents copyright © 2005-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5