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入力エラーを未然に防ぐ.NET アプリケーションを作る

InputMan for Windows Forms 5.0Jのマスクコントロール「GcMask」を使って、定型書式を入力時に設定したアプリケーションの作成

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2009/02/27 14:00

 InputMan for Windows Forms 5.0Jのマスクコントロール「GcMask」は、入力フィールドに入力規則や書式設定を設定することで、入力データのタイプや文字数の制限、指定したデータ以外は入力できないようにする、といった入力時に制限を加えて、データの誤入力を防ぐ入力コントロールです。

目次

はじめに

 データ登録時にエラーを防止する方策はいろいろありますが、何よりも入力時点で誤入力を防ぐことが効果的です。アプリケーションの安定した動作を実現するとともに、余分なエラー処理を組み込まずに済むので、開発工数の削減にも役立ちます。

 InputMan for Windows Forms 5.0Jのマスクコントロール「GcMask」は、入力フィールドに入力規則や書式設定を設定することで、「入力データのタイプや文字数の制限」「指定したデータ以外は入力できないようにする」などの入力時の制限や、データの誤入力を防ぐ入力コントロールです。

 今回は、このマスクコントロール「GcMask」を使って、会員番号とクレジット番号を入力する簡単なフォームを持ったアプリケーションを作成します。

入力時に、入力フィールドに入力する文字数を*記号で表示できる
入力時に、入力フィールドに入力する文字数を*記号で表示できる
各マスクコントロールは入力終了時に自動的に次のマスクコントロールにフォーカスが移動する。また、スピンボタンを使って入力候補を選んで入力することもできる
各マスクコントロールは入力終了時に自動的に次のマスクコントロールにフォーカスが移動する。また、スピンボタンを使って入力候補を選んで入力することもできる

対象読者

 Visual Basic 2005・2008、Visual C# 2005・2008を使ってプログラムを作ったことのある人

必要な環境

 Visual Basic 2005・2008またはVisual C# 2005・2008、Visual Studio 2005・2008でプログラムが作れる環境。

 .NET Framework 2.0から追加されたクラスやメンバを使用しているので、.NET Framework 2.0がインストールされていることが必須条件です。なお、本プログラムはWindows Vista上で動作するVisual Studioを使用して作成し、動作確認を行っています。

サンプルプログラム実行時の注意事項

 InputMan for Windows Forms 5.0Jを使って作成したアプリケーションを配布する場合、InputMan for Windows Forms 5.0Jのアセンブリファイルを添付する必要があります。これは、Common Language RuntimeのDLLをアプリケーションと一緒に配布するのと同じです。アプリケーションを正常に動作させるためには、次の4つのファイルをインストールする必要があります。

  • GrapeCity.Framework.InputMan.v20.dll…フレームワークアセンブリ
  • GrapeCity.Win.Editors.V50.dll…本体コンポーネント
  • GrapeCity.Framework.InputMan.v20.resources.dll…フレームワークアセンブリのサテライトリソース
  • GrapeCity.Win.Editors.V50.resources.dll…本体コンポーネントのサテライトリソース

 これらのファイルを、プログラムを実行するBinフォルダに格納します。

コントロールのインストール

 はじめてInputMan for Windows Forms 5.0Jを使用する方は、プロジェクトにInputMan for Windows Forms 5.0Jをインストールする必要があります。

 インストーラは、グレープシティのWebページから入手できます。製品ページの[申込フォーム]をクリックし、必要な情報を入力して送信すると、ダウンロードのURLが記載されたメールが送られてきますので、そこからダウンロードできます。

 有償のコンポーネントですが、プロダクトキーを入力せずにインストールすることで、トライアル版として使用できます。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

コントロールの追加

 InputMan for Windows Forms 5.0Jをインストールしたら、ツールボックスに専用のタブを作成し、InputMan for Windows Forms 5.0Jコンポーネントを追加します。

 今回追加するコンポーネントは、「.NET Frameworkコンポーネント」の「名前空間」が「GrapeCity.Win.Editors」で始まる名前空間のコンポーネント「GcMask」です。

名前空間がGrapeCity.Win.Editorsで始まる名前空間のコンポーネントGcMaskを選択する
名前空間がGrapeCity.Win.Editorsdで始まる名前空間のコンポーネントGcMaskを選択する

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著者プロフィール

  • 瀬戸 遥(セト ハルカ)

    8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

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