柳井です。 しばらく前ですが、泡坂妻夫の「亜愛一郎の狼狽」という本を読みました。この本で真っ先に面白いと思ったのは、実は小説の中身ではなく探偵の名前です。作者は、この本で活躍する探偵の名前をつけるにあたって、探偵リストを編纂した時に、トップに来る名前にしようと考えたそうです。そして「あ・あいいちろう」と「ああいい」という続く名前にしたそうです。 企業の名前にも、そういった目的でつけられることがあります。アルファベット順でトップに来るように、「AAA」などとつけるのが、その一例です。 名前は商品の顔であるだけでなく、リストに使われたり、検索に使われたりします。特に現在はインターネットで情報検索をする機会が多いです。そういった時に、自社の製品がうまくユーザーに発見されるように、ネーミングには気を使わなければならないと思います。 |
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連載お気楽マンガ。ソース博士のロボには共通する弱点があった。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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