計画、組織化、指導、統制
グローバルなプロジェクトでは堅牢なプロジェクトマネジメント方法論が重要な意味を持ちます。グローバルな観点による計画、組織化、指導、統制は重要です。プロジェクトに関連する地域の知識を持つチームを組織すると役立つことがあります。プロジェクトマネージャは、これら地域で業務を行う方法も知っていなければなりません。すべてのプロジェクトメンバーがトレーニングを受け、プロジェクトマネジメント方法論の全体像について同じ知識を共有することも大切です。
グローバルなプロジェクトのマネージャとして必要なことは、以下のとおりです。
- 顧客の期待度を設定し、予定された期間、スコープ、予算の中でその期待を満たす。
- グローバルなチームメンバー構成を適切に設計し、採用・養成する。チームメンバー同士が一緒に働いたことがない場合は、適切なリーダーシップの下でチームを形成段階から実行段階に速やかに移行する(図4を参照)。
- 成功の明確な測定基準を確立し、統制のとれた決断を下すために、グローバルなチームとともに定期的に基準の見直しを行う。
- 成果物と文書をスケジュールどおりに確実に提供し、これまでに学んだ貴重な体験を形にして展開する。
- 電子メールへの対応、電話会議でのエチケット、および作業の承諾の重要性についてチームを指導教育する。
- 必要に応じて、Web会議機能を使用する。これは多数を相手にプレゼンテーションをする場合に非常に便利である。
コミュニケーション手段としての英語の使用
既に強調したように、文化に敏感であることは重要な役割を果たします。英語は、ほとんどのグローバルビジネスで事実上の標準言語ですが、シニアマネージャでさえ「グローバルな英語」という重要な要因を見落としています。言語は、それ自体が課題ですが、ここでは、英語を母国語としないチームメンバーに対処するときのコツをいくつか示します。
話す
- ゆっくりと話す。こうすると訛りや癖が弱まる。
- 英語を母国語としない人に尊重と共感を示す。
- 抑揚を控える。明確さを心がける。
- はっきり話す。
- 可能な限り、含みを込めるのではなく、事実を伝える。
- 必要に応じて、不満な態度を出さずに、繰り返す。
- シンプルな英語を使う。スラングやイディオムはできる限り避ける。
- 絵を使う。1枚の絵は1000の言葉に値する。
聞く
- 集中して聞く。
- 必要に応じて質問する。ただし、短気な態度を取らないこと。
- 必要に応じて復唱する。ただし、イライラした様子を見せないこと。
- 解釈ではなく事実に焦点を当てる。
書く
- 個人的に相手を知らない場合は、丁寧な言葉を使う。
- シンプルな英語を使う。スラングやイディオムはできる限り避ける。
- 送信する前に見直す。
- 必要な場合は共同で文書を作成する。
技術を活用する
- 指定された記録係を割り当てる。
- 可能な場合は、ビデオ会議の参加者の文化を事前に学んでおく。
- 事前に議題を準備し、会議終了後に活動事項を公開する。

