コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は20日、ゲーム制作の技術面から開発者の功績を称え表彰する「CEDEC AWARDS」(全7部門)のうち「特別賞」と「著述賞」を発表し、今年3月に亡くなった石田晴久東京大学名誉教授が著述賞に選出された。
石田教授の受賞理由は『プログラミング言語C』の邦訳ほか多数の著作により「ゲームのみならず日本のソフトウェア産業全体に多大なる貢献」があったことによる。また同じく著述賞に『ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術』によって株式会社セガの平山尚氏が、特別賞には『ドラゴンクエスト』シリーズで「RPGのゲームデザインの基礎を確立した功績」により、堀井雄二氏が受賞した。
CEDEC AWARDSは、9月1日から9月3日にわたってパシフィコ横浜で開催されるゲーム開発者向け技術カンファレンス「CEDEC 2009(CESAデベロッパーズカンファレンス2009)」にて、2日に残りの5部門が発表され、授賞式が行われる。イベント内容詳細は、公式サイトを参照とのこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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