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難解クエリー言語「MDX」に挑戦

多次元データベースクエリー言語「MDX」入門
~計算するメンバー(4)

第4回

2)データ形式の編集(カンマ区切りなど)

 計算されるメンバーでは、値そのものの計算以外に、クエリー結果として表示される際の書式も定義できます。

 構文:WITH MEMBER (定義するメンバー名) AS (メンバーの計算式),

 FORMAT_STRING=書式文字列

 書式文字列の詳細はマイクロソフト社のBooks Onlineを参照ください。

 例えば、前述の増加減少率の項目をパーセント表示にするためには次のように記述します。

例6:「増加減少率」の項目をパーセント表示にする
WITH MEMBER [Measures].[ZOUKARITSU] AS 
	([URIAGE DATE].[YYYY-MM-DD].CURRENTMEMBER,[Measures].[URIKINGAKU]) /
	([URIAGE DATE].[YYYY-MM-DD].[2009年].FIRSTCHILD,[Measures].[URIKINGAKU])
	,FORMAT_STRING= “0.00%”
SELECT	{[URIAGE DATE].[YYYY-MM-DD].[2009年].CHILDREN
	} ON COLUMNS,
	{[Measures].[URIKINGAKU],
	 [Measures].[ZOUKARITSU]	
	} ON ROWS
FROM SALES

 実行結果は次のようになります。

実行結果
実行結果

 厳密にはFORMAT_STRINGは「セルプロパティ」の1つです。他にもセルプロパティは存在しており、キューブ設定とMDX記述で活用可能なのですが、本書では最も利便性の高いFORMAT_STRINGの簡単な使用法の解説に留めることとします。セルプロパティの詳細や他のプロパティ値についてはマイクロソフト社のBooks Onlineなどを参照ください。

まとめ

 今回は計算するメンバーについて解説しました。次回からは2回連続で、MDXの関数について解説します。

参考資料

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この記事の著者

大家 正巳(オオヤ マサミ)

株式会社ヴィバーク代表取締役。 システムアナリスト。 この度、当社では SQL Server Analysis Services に接続し、MDXの発行が可能な BIシステム構築ツール「CubeWalker」を開発しました。2009年10月より発売致します。 高速かつ安価なBIシステム作りに、是非お...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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