フェンリルは28日、ファイル管理ソフトウェアの新版「FenrirFS 1.1.0」をリリースした。今回からユーザーの要望が強かったエイリアスでのファイル管理にも対応している。
フェンリルは28日、ファイル管理ソフトウェアの新版「FenrirFS 1.1.0」をリリースした。
FenrirFS(フェンリルエフエス)は、2009年の窓の杜大賞を受賞したことでも知られる無償のオンラインソフトウェアで、Gmail風の操作感覚でファイルを管理できるのが特徴。ユーザーからの要望が強かったエイリアスでのファイル管理にも対応し、より使いやすくなっている。
デフォルトでは管理対象のファイルがアプリケーションのプロファイル領域に移動されるようになっているが、環境設定のメニューからドロップ操作のテンプレートで[エイリアスモード]を選択することで、ファイルの実体に手をつけずにファイル管理を行えるため、サーバー上の共有ファイルや、保管場所を決めているファイル等も扱いやすくなった。
その他にも機能拡張として、ドラッグ&ドロップによるラベル付け・ファイル移動、複数ラベルのAND/OR条件による絞り込み、右寄せでのラベル表示、プロファイルフォルダの変更、演算子による詳細検索が追加された。
USBメモリでの利用を想定した「Portable FenrirFS」も提供されている。
【関連リンク】
・FenrirFS(ダウンロードページ)
・2009年 窓の杜大賞
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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