プログラムの作成
では、さっそくフォームをデザインしていきます。今回のプログラムでは、C1SuperLabelコンポーネントでテーブルと画像を表示させます。
また、TextBoxコントロールに入力された文字列をHTMLタグ付きの文字列に加工し、C1SuperLabelコンポーネントで表示する機能も持たせます。加工されたHTML文は、標準コントロールのLabelコントロールを使って表示します。
HTML化の処理は、文字色の設定とマーカーの付加です。文字色の設定には、色のダイアログボックスを使います。
フォームのデザイン
フォームは、次のように作成します。色のダイアログボックスを表示する2つのボタンには、画像ファイル「ColorHS.png」を設定しています。
画面上部のC1SuperLabelコンポーネントの設定
画面上部のC1SuperLabelコンポーネントには、テーブルと装飾したテキスト、GIFフォーマットの画像を表示します。
![最初のC1SuperLabelコンポーネントの表示](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/5132/Image7.jpg)
C1SuperLabelエディタに入力したHTML文は次のとおりです。下のコードは、HTMLの設定が分かるように改行とインデントを付けていますが、実際にC1SuperLabelコンポーネントに設定する際は1行の文字列にしておきます。
<p><font color="#800080">これは、HTMLで装飾したデータです。</font></p> <p><span style="background-color: #FFFF00">おでんの具ベスト3</span></p> <table border="0" width="223" height="89"> <tr> <td width="107" height="83"> <table border="1" width="107"> <table border="1" width="107"> <tr> <td width="13" bgcolor="#00FFFF">1</td> <td width="79" bgcolor="#00FFFF">たまご</td> </tr> <tr> <td width="13" bgcolor="#008080"> <font color="#FFFFFF">2</font> </td> <td width="79" bgcolor="#008080"> <font color="#FFFFFF">はんぺん</font> </td> </tr> <tr> <td width="13" bgcolor="#0000FF"> <font color="#FFFF00">3</font> </td> <td width="79" bgcolor="#0000FF"> <font color="#FFFF00">ちくわ</font> </td> </tr> </table> </td> <td width="100" height="83"> <img border="0" src="nabe.GIF" width="88" height="74"> </td> </tr> </table> <br>
テーブルのネストで、データのリスト表示と画像「nabe.GIF」を並べて表示しています。このGIFファイルは、プログラムの実行ファイルと同一フォルダ内に格納しています(※注)。
C1SuperLabelエディタ上では、GIF画像が表示されないので注意してください。