SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

ComponentZine(ComponentOne)

Webページ内に複数のHTMLコンテンツを表示するSilverlightアプリケーションの作成

ComponentOne Studio for SilverlightのC1HtmlHostコントロールを使ったWebページの作成

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ComponentOne Studio for SilverlightのC1HtmlHostコントロールは、Silverlightページ上に他のWebページやHTMLドキュメントを複数表示させることのできるコントロールです。指定したURLのWebを表示させるだけでなく、HTML文字列から直接Webページを表示する機能も持っています。今回は、このC1HtmlHostコントロールを使って、リストボックスで選択したWebページを表示し、XAMLコードからHTMLを表示するWebページを作成してみました。

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

はじめに

 Webページ内に他のWebページやHTMLドキュメントを表示するには、フレームやIFrameタグなどを使用する方法がありますが、ComponentOne Studio for Silverlightに収録されているC1HtmlHostコントロールを使用すると、Silverlightページ上に複数のHTMLコンテンツを表示できます。C1HtmlHostコントロールを他のコントロールから操作して、表示されるコンテンツの切替なども可能です。また、C1HtmlHostコントロールは指定したURLのWebを表示させるだけでなく、HTML文字列から直接Webページを表示する機能も持っています。

 今回は、このC1HtmlHostコントロールを使って、リストボックスで選択したWebページを表示するとともに、XAMLコードからHTMLを表示するWebページを作成してみました。

URLを指定してWebページを表示するとともに、XAMLのコードからHTMLを表示できる
URLを指定してWebページを表示するとともに、XAMLのコードからHTMLを表示できる
リストボックスで選択したWebページを表示する
リストボックスで選択したWebページを表示する

対象読者

 Visual Basic/Visual C# 2008を使ってプログラムを作ったことのある人。また、SilverlightおよびXAMLに対する基礎的な知識が必要になります。

必要な環境

 Visual Basic 2008、Visual C# 2008、Visual Studio 2008でプログラムが作れる環境。また、Visual Studio 2008 Silverlight Tools 3.0をインストールしていることが必須条件です。

 なお、本プログラムはWindows Vista上で動作するVisual Studio 2008およびVisual Studio 2008 Silverlight Tools 3.0を使用して作成し、Internet Explorer 8で動作確認を行っています。

サンプルソース実行時の注意点

 サンプルソースを実行するには、C#、VBともに次の設定を行う必要があるため、注意してください(※○○にはcsまたはvbのいずれかが入ります)。


 (sll_htmlhost_○○.Web.Web)を右クリックし、

 [スタートアッププロジェクトに設定]を選択

 右クリックし、[スタートページに設定]を選択

  1. ソリューションエクスプローラでASP.NET Webサイトプロジェクト
  2. ソリューションエクスプローラでsll_htmlhost_○○TestPage.aspx

コンポーネントのインストール

 ComponentOne Studio for Silverlightを使用する方は、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#の開発環境にComponentOne Studio Enterpriseをインストールする必要があります。

 インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。製品ページの[申込フォーム]をクリックし、グレープシティのWebサイトへ必要情報を登録すると、添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてきますので、ここからダウンロードします。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

次のページ
C1HtmlHostコントロールについて

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ComponentZine(ComponentOne)連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/5883 2011/10/13 16:36

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング